ニューヨークでの生活。
ニューヨークに住む人々の人間観察。
1986年に出版されたこの本を捨てられない。(その頃の世界は84年のロサンゼルスオリンピックの名残が消え、ソウルオリンピックはまだ少し先にあり、オリンピックと同じ年に、アメリカは大統領選を控えていた。インターネットは、日本では、まだ普通の人の生活の中にはない。)来るべきネット生活への手引きでもある本。
 
私の生活は実にミルクくさいものだった。 
だから、この本を買って読んだ。 
 
千葉敦子と同級生だとして、同じクラスだったら、私は彼女とどうだっただろう。
彼女に「甘いひとね」て、思われて、でも、きっと周りをちょこまかしていたら「こんな本知ってる?」と声をかけてくれたかもしれない。
 
実に攻撃的に生きた。簡潔で、嫌みなくらい無駄のない文章。
反面、細やかな心遣いの持ち主で優秀な料理人だったことが伺える。
そして、時間や情報の管理だけでなく、服や物の管理も上手だった。
 
今、捨てる生活を目指しているから、この本は捨てられない。
 
   >天候のせいで気分が晴れず、体調の悪い日本人が多すぎます。
 
   私のことだ。
 
   >「不愉快の感情」を、早く頭と心から追い出すことが、心身の健康にとっても、とても大事だと思います。
 
   彼女は、とても健康に注意していたのに。
   生きていてくれてたら、今も「カッコイイおねえさん」してくれたろうに。

 
    

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