たからもの

2006年3月26日
 
雨ニモ負ケズ の詩を、 
私は暗誦できる。  
小学6年生のときの夏休みの宿題で、強制的に憶えさせられた。 
 
私は、当時はこの詩が好きではなくて、いやいや憶えた。 
演劇のひとだった国語教師は、
「それでもいいわ。もっと大きくなったらわかるから。」
 
具体的な言葉が並ぶ。 
それがせつない。
今、ひとり暗誦すると涙が浮かんでくる。 
  
もっと彼の作品が好きになった。  
 (とりわけ好きなのは、『注文の多い料理店』の「序文」。)
  
  
健康な肉体はきらきら輝いて見えるだろう。病を得ているひとから見たら輝いて見えるだろう。

偏見や憐れみじゃない真っ直ぐな気持ちでのヘルプを、誰でもが普通に手渡したり受け取ったりできればいいのに。
 
 
 
  
   

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