「湖上」 ・・・
2004年6月2日 ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮かべて出掛けませう。
波はひたひた打つでせう。
風も少しはあるでせう。
(中原中也)
月夜に舟を出して乗りたい。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は、
ちかしいものに聞こえませう、
あなたの言葉の杜切れ間を。
月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇する時に
月は頭上にあるでせう。
素敵な情景。
あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言や、
洩らさず私は聴くでせう、
けれど漕ぐ手はやめないで。
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮かべて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
明日は満月。今年最大の月。
舟を浮かべて出掛けませう。
波はひたひた打つでせう。
風も少しはあるでせう。
(中原中也)
月夜に舟を出して乗りたい。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は、
ちかしいものに聞こえませう、
あなたの言葉の杜切れ間を。
月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇する時に
月は頭上にあるでせう。
素敵な情景。
あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言や、
洩らさず私は聴くでせう、
けれど漕ぐ手はやめないで。
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮かべて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
明日は満月。今年最大の月。
雨の日の靴は。
2004年5月20日長靴はきらいじゃない
水たまりを気にしないで歩ける快感
雨上がりの小学生の長靴はいい
無理してスニーカーで来た子の勝ちだけど
いいんだ だって まだ水たまりが残ってるもん
人生って こんなもんだと身を以て知る
完全防水の長靴がいい
いい年して 水たまりをよけないで歩く
水たまりを気にしないで歩ける快感
雨上がりの小学生の長靴はいい
無理してスニーカーで来た子の勝ちだけど
いいんだ だって まだ水たまりが残ってるもん
人生って こんなもんだと身を以て知る
完全防水の長靴がいい
いい年して 水たまりをよけないで歩く
新しい帽子を
2004年5月13日 新しい帽子を 早くかぶりたい
ぎゅっとしぼって 頭に合わせることができる幅広の帽子
サンダルと木綿のスカート
いや
短いTシャツとジーンズでも
女ともだちと花摘みにいこうか (最後は泡盛につきあうね)
デビューは来週
うれしい!
ぎゅっとしぼって 頭に合わせることができる幅広の帽子
サンダルと木綿のスカート
いや
短いTシャツとジーンズでも
女ともだちと花摘みにいこうか (最後は泡盛につきあうね)
デビューは来週
うれしい!
下弦・・・ 破鏡
2004年5月11日ニヒリストになって 人生はからっぽになってしまうのかしら
それとも 以前のような隠し事はちょっぴりあるけど屈託なさそうな明るいひとに戻るのかな
それとも・・・
それとも 以前のような隠し事はちょっぴりあるけど屈託なさそうな明るいひとに戻るのかな
それとも・・・
ハルジオン と ヒメジョオン
2004年5月4日 「春紫苑」 と 「姫女苑」 だって
ハルジオンの方が早く咲く
ハルジオンのつぼみは うなだれている
ハルジオンの髄は中空 ヒメジョオンの髄は詰まっている
ヒメジョオンの葉は茎を抱かない
長く生きてきて 知らなかった・・・
ハルジオンの方が早く咲く
ハルジオンのつぼみは うなだれている
ハルジオンの髄は中空 ヒメジョオンの髄は詰まっている
ヒメジョオンの葉は茎を抱かない
長く生きてきて 知らなかった・・・
あはは・・・
2004年5月1日・・・と声を出して笑ってしまった。
アクセス元表示
「おじさん好き」 にひっかかった。
「はたらくおじさん」のことを書いたときの日記だ。
「おじさん好き」で検索するひと っていったい・・??
アクセス元表示
「おじさん好き」 にひっかかった。
「はたらくおじさん」のことを書いたときの日記だ。
「おじさん好き」で検索するひと っていったい・・??
色々 いろいろ
2004年4月19日色合わせの楽しさ
桜色の紙ナプキンの上にマーブルクッキー
カーキ色を着たスヌーピー
白いチューリップ 隣にたんぽぽ
親友に青い鳥のかたちの洗濯ばさみをもらった
どこにでも ちょこんととめる
不思議とどんな色にもマッチする
桜色の紙ナプキンの上にマーブルクッキー
カーキ色を着たスヌーピー
白いチューリップ 隣にたんぽぽ
親友に青い鳥のかたちの洗濯ばさみをもらった
どこにでも ちょこんととめる
不思議とどんな色にもマッチする
ばらとゆびわ
2004年4月4日たしかサッカレーの作品
魔法の薔薇と指輪
それを持っていると美しく見えて
ひとを惹きつけられる・・・とか
でも ほんとうの愛を得た主人公は 物語の最後にその魔法を拒否する・・・・んだったような
そんな お話
魔法の薔薇と指輪
それを持っていると美しく見えて
ひとを惹きつけられる・・・とか
でも ほんとうの愛を得た主人公は 物語の最後にその魔法を拒否する・・・・んだったような
そんな お話
からくり時計
2004年3月19日ふいに からくり時計がグレイの曲を奏でながら動き出した
私とYさんは 黙ったままぐるっとまわる時計盤を見ていた
曲と動きがとまり 時計の針は11時5分を指していた
私とYさんはちょっとほほえみあって
また静かに名前を呼ばれるのを待っている
今日は少し混んでいるみたい
風が 強い
17日 水曜日
私とYさんは 黙ったままぐるっとまわる時計盤を見ていた
曲と動きがとまり 時計の針は11時5分を指していた
私とYさんはちょっとほほえみあって
また静かに名前を呼ばれるのを待っている
今日は少し混んでいるみたい
風が 強い
17日 水曜日
しあわせは
2004年3月7日PEANUTSのルーシーといえば、言わずと知れた スヌーピーの仲間たちのひとり。 いつも自分が主役のちょっといばりんぼうのお姉ちゃん。 でも、実はなかなか可愛い一面もある。 劇場版の一場面だったか・・とても しんみりした歌を歌いあげる。
あまりに古い話で、だれも覚えていないかもしれないし・・知らないかもしれない。 なにしろ 私の高校時代の手帳に書きとめてあるのだから。
しあわせは
しあわせは えんぴつをみつけること
しあわせは 月の光をあびてねむること
今 何時か おしえてあげること
しあわせは 口笛をならうこと
はじめて くつのひもをひとりで結ぶこと
しあわせは 2色のアイスクリーム
5色のクレヨン
ホタルをつかまえて
それからまた放してあげること
しあわせは あなたが愛する
すべてのひと すべてのもの
明け方にアンタレス 赤い星がのぼる
2004年2月17日 毎日 毎日
当たり前のようにとび起き
トースト ミルクたっぷりのココア
フルーツ
髪をとかし くちびるに色を置き
微笑み でかける
忙しい 忙しい
メールを書き 日記を書き
泣いたり つぶやいたり
あの子が歩まなかった人生
私が いっぱい 生きる
いっぱい 喜び 悲しみ 呼吸する
当たり前のようにとび起き
トースト ミルクたっぷりのココア
フルーツ
髪をとかし くちびるに色を置き
微笑み でかける
忙しい 忙しい
メールを書き 日記を書き
泣いたり つぶやいたり
あの子が歩まなかった人生
私が いっぱい 生きる
いっぱい 喜び 悲しみ 呼吸する
メリーゴーランド
2004年2月16日 いつも思うようにいかないから
ともだちにグチをこぼすんです
涙でぬれた顔なんか見せたくない
でもそんな顔が僕は好きなんです
僕の生き方はメリーゴーランドのように
いつもグルグル回っているのさ
昔むかし ケメというシンガーがいた
ケメ・・今は 何をしているの?
同じ年のひととは 音楽の話だけで通じ合えるから・・
やはり 同世代で検索できるようにしてほしいな
ともだちにグチをこぼすんです
涙でぬれた顔なんか見せたくない
でもそんな顔が僕は好きなんです
僕の生き方はメリーゴーランドのように
いつもグルグル回っているのさ
昔むかし ケメというシンガーがいた
ケメ・・今は 何をしているの?
同じ年のひととは 音楽の話だけで通じ合えるから・・
やはり 同世代で検索できるようにしてほしいな
エミリー
2004年2月2日 12才で夢中になった赤毛のアンは 成長するにつれ なぜかとても美しくなり・・おもしろくなくなった。 (娘のリラの物語は魅力的だった。 村の人々の話は20代になってから楽しめた。)
14才の私は エミリーのシリーズを愛読書だと言い、エミリーをまねて黒いノートを持ち歩き 10年後の自分へ手紙を書いた。
ここの日記は 私にとって 黒いノート。 書き込んでもペンだこはできないけれど。 (ペンだこ作りに勤しんでいた30年前の私)
白い紙に黒いインク
・・・・色やフォントをいじったり写真を貼ったり できないわけじゃない・・・という言い訳? (笑)
水色や紺を使いたくないこともないけれど ずっとこのままがいいな。
14才の私は エミリーのシリーズを愛読書だと言い、エミリーをまねて黒いノートを持ち歩き 10年後の自分へ手紙を書いた。
ここの日記は 私にとって 黒いノート。 書き込んでもペンだこはできないけれど。 (ペンだこ作りに勤しんでいた30年前の私)
白い紙に黒いインク
・・・・色やフォントをいじったり写真を貼ったり できないわけじゃない・・・という言い訳? (笑)
水色や紺を使いたくないこともないけれど ずっとこのままがいいな。
はたらくおじさん
2004年1月27日小学生のとき 教育テレビの 「はたらくおじさん」という番組が好きだった (もちろん 当時だって おばさんも おにいさんもおねえさんも 働いていたのだけれど。 途中で、「はたらくひとたち」になったような)
今も はたらくおじさん 好き! (笑)
思い残し切符
2003年10月10日ときどき 想い出す
思い残し切符
井上ひさし「イーハトーボの劇列車」のなか
思いを残してこの世を去っていくひとびとが
背の高い車掌に 手渡す厚みのある 切符
ひとりひとりの思い残しを込めた切符は
劇の幕が引かれた瞬間に
列車の最後尾の車掌から
客席へばらまかれた
そのうちの1枚が 私のもとへとんできた
受け取ったのだ だれかの 思いを
だれかの 思い残しを・・・
だから
ときどき だれかの分まで 生きようと
だれかの分まで 笑おうと
だれかの分まで よけいに なにか感じようと
思ったりする。
今日のこの風を感じることのなかっただれかの分まで。
デザート
2003年10月9日ちょっと めんどうだけど
巨峰の皮をきれいにむく
りんごをさいの目に切る
ほら まだ残っていた梨も さいの目
いよかんの缶をあけ
桃の缶もあけ
ヨーグルトの海に沈め
・・・・
お目当てを掘り出す楽しさ
お客用のスプーン
自分のご機嫌とるために